１を観た人たちが何を２に求めていたのか。それは藤原竜也や前田亜季がどう政府に立ち向かっていくのか。そして父キタノ（ビートたけし）を殺された前田愛との関係であったと思う。だから「バトルロワイアル」である必要はなかった。政府に自分たちなりの方法で立ち向かう姿、それが見たかったんだ。

「子ども同士で殺し合う」バトルロワイアルを成立させるためだけに出てきたような新しい中学生たち。上陸作戦の最中に名前すらわからないうちに半数くらいはいなくなってた。まだ前作ではわずかながらでも人物描写があったように思う。

また前作で圧倒的な存在感をはなった柴咲コウのような役者がいなかったことも痛かったかも。個人的には加藤夏希に期待してたのに、あんなとってつけたようなエピソードにつかわれ・・・（涙）