[コメント] 壬生義士伝(2002/日)
良かったけど、ひいた・・
というのが正直な感想です。
浅田次郎の小説「壬生義士伝」が原作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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吉村貫一郎 という男は、実在の人物なのですが、 どこまでが、実話でどこからが 創作の逸話なのか? それが、とても気になってしまいました。
歴史には詳しくないですし、新撰組についてもほとんど知識はないのですが、 なんとなく、吉村の考えてる事、そして行動は、リッパなんだけど、、 何故そういう行動になったのか・・・ そのあたりが、腑に落ちないです。
まず、脱藩した理由が 藩が貧しくて食うに困ったため、 外へ出て家族へ仕送りをする。 これが まったく腑に落ちない・・ そういう極限状態を体験していないアマちゃんだから・・ と言われれば、そうなのかもしれませんが、、、 藩では、免許皆伝の剣の腕前で、道場で指南、 寺子屋では、子ども達に読み書きを教えてる立場、 それなのに、口減らしをするため 身を投げようとする女房・・ そこまで明日食う米に困った・・ というのが、わからない・・
役名を忘れましたが、三宅裕二・・ 武士の情けで名誉の切腹を命じるのならば、 朝まで放置するのでなく、ちゃんと介錯するなりが 思いやりのような気がしたのですが、 これも、ぼくの 浅はかな考えなのでしょうか?
どちらにしても、新撰組の構造が今ひとつ理解できないfufuであります。。。。 なんとなく、時代の変化の波に流されてしまった不幸な集団・・ そんなイメージが膨らんで行きます。
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