評判どおり今までのハリウッド映画の中で日本というのを最もマトモに描いている映画だと思う（キル・ビルを観たあとだからよけいかもしれないが・・・）。そりゃ細かいツッコミはありますよ。なんでカツモトはそんなに英語が堪能なの？とか・・・横浜港から皇居は見えねぇだろうとか・・・カツモトたちが上京する際に東京の人たちが「キャー」とか言って道をあけ、おまえらはいつからヤクザになったんだ！！とか・・・ね。でも本質は忠実だと思うし、日本人のスタッフがいるとはいえ異国の人がよくぞここまで日本を理解してくれたなぁと思った。 最後に天皇が言った言葉がこの映画の主題だと思うのだが、１９世紀後半の話なのに妙に今に当てはまるなぁって感じたのよ私的には。今、日本人の世界の人に言える誇りって戦争しません、銃のない世界、これだと思うのよ。で、今これが崩れようとしているわけで・・・映画みたいにアメリカとの協定破棄しないのかな？それができたら小泉さん！！あんたこそラストサムライだ！と思います。「時代がちがうんだよっっ！！」て言われればそれまでなんですけどね。 最後に渡辺謙が騒がれてますけど・・・・・納得！。