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[コメント] 元禄忠臣蔵・後編(1942/日)

作られた時代背景を考えると、やはり戦意発揚と取れなくないシーンが多すぎる。
ころ阿弥

けれども、丹念に人間を描くことにかけては、溝口は邦画では屈指の巨匠。日本人的な情感を格式高い映像に見事に閉じ込めている。 予備知識無しで見たので、討ち入りのシーンが無いことに驚きはしたが、溝口が派手な殺陣を撮るともおもえず、ある意味納得はできた。溝口はそういう大衆に向かったマスカルチャーとしての活劇には興味が無かったのではないか?

(評価:★3)

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