♪青春時代の〜　真〜ん中は〜　あとから〜　しみじみ〜想うもの〜(歌詞違うかも) でも、チトしみじみしすぎ？

冒頭、病室に駆け込むまでの疾走感は悪くなかったんだけど、その後は待合ロビーの長椅子に座り込んで昔を振り返るばかり。そういう構成だから仕方ないといえば仕方ないのだが、あまり出来のいい構成とは言い難い。だいたい映像を伴って昔を語ることなど誰にも出来ないのに。せいぜい20代後半から30前後の年齢設定のはずなのに、なんか爺臭いよ・・・。

しかもさんざん喋り倒しておいて、病院から出て来たあと「・・・お茶でもしにいく？」だと。 オイオイ、まだ話し足りねえのかよ！　俺らだったら(誰なんだよ)絶対、｢軽く飲み行く？｣ってなるけどな。まあ、アルコール入らず語らいの出来る仲間たち、ってある意味羨ましいような気もするけど、女学生じゃあるまいに、いつまでもペチャクチャやってるってのは、よく理解できません。あいや、俺は飲みすぎだけどね。

作りは丁寧だし、自分の若いころと比べれば、共感できるキャラクターやエピソードの一つ二つは誰にもあると思われる、そこそこの出来。私の中では、あと一歩、って感じでした。

70／100(02/01/26記)(02/02/10書直)