いやー感動した。何が感動したって、足掛け２５年間（もっとか？）かけて、ようやく全貌が見えたというか、振り出しに戻ったというか･･･。とにかく何かを成し遂げた気分です。勿論、何かを成し遂げたのはルーカス一派の方々なんですけど（笑）。

　ちなみに事前に見に行った人の感想を何人かに聞きましたがみんな

「まぁ面白かったよ。でもアナキンが暗黒面に落ちてダース・ベイダーに成った理由はチョットねぇ」

　的なことを言いました。

　まぁ私は個人的に、シス側へ寝返るエピソードには、結構納得行きますけどね。やっぱり孤独だった人間にとっての「家族」や天才ジェダイ戦士であった人間にとっての「自尊心」というものが、一種の反抗期と共に昇華して行く時って･･･あんなモンじゃないかと思います。アナキンは多少キレ易いような気もしますが、自分の若い頃を思い返すと親に迷惑をかけるようなコトも、「自分なりには」納得してやっていたんですよねぇ〜一歩引いて見ると全然理解を得ることが出来ないようなことなんですけど（笑）。 　そして最後にあんな仕打ちを受けたら、もう残酷なベイダー卿になるしかないでしょって感じです。

　まぁあんまり書くとネタバレ（まぁエピソードIII自体ラストまでネタはばれているんですけどね）、になっちゃうから止めとくけど、とにかく良かったです。無条件に感慨に耽るように、スイッチが入るように成っている様なんですけどね（笑）。