[コメント] オリバー・ツイスト(2005/英=チェコ=仏=伊)
少年オリバーの愛らしさに母性本能がくすぐられました。
ナンシーじゃなくても、鑑賞した女性の大半は、オリバーに心くすぐられちゃうんではないでしょうか?
とはいえ、お話はちょっとありきたりすぎ。 まるで、絵本でもよんでいるのかと思ってしまった。
孤児院で「おかわりください」といって追い出され、 奉公にだされたお屋敷では案の定いじめっ子のセンパイとメイドにはめれれて ぼろぼろになります。 ああ、なんて小公女のようなんでしょう?
そんな彼が逃げだして、次にめぐり合ったのはスリの集団。 10歳で波乱万丈なオリバー。
全体的にトーンが抑えられていて、おどろおどろしいのだが、 音楽の明るいテンポと所々にコミカルなシーンがちりばめられていて、 そんなにくら〜い感じがない不思議なできあがりです。
ラストはスリの首領と悲しいわかれと幸せな生活は 見ているほうとしては、 気持ちをどっちにもっていけばいいのかわからない。
ロードムービーとしてはそこそこかな。
ロマン・ポランスキーの次回作に期待してます。
2007.1.1 DVDにて鑑賞
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