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[コメント] 無法松の一生(1943/日)

すげー、ホントおんなじだよ、こりゃ。(先に観た'58年版と比べての感想)[新文芸坐]
Yasu

伊丹万作による脚本をいささかも損ねることなく、構図が変わっただけで、ほとんど同じ演出でリメイクしたわけだ。稲垣浩はよほどこの作品に愛着なり思い入れなりがあったのだろう。

とはいえ、検閲のハサミが入った本作も、決してその味わいが半減しているとかいうことはない。切られたという個所(※注)も、個人的にはそれほど気にはならなかった。むしろ短くなったせいで、'58年版よりもテンポがいいような印象すらあった。ラストは確かに多少唐突な感はあったが、許容範囲。

いやもちろん、検閲で切られたことがいいと言うわけではないし、'58年版には'58年版なりの良さがあるのも確かなんだけどね。

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注:「検閲で切られた個所」とはペペロンチーノ氏御指摘の2点に加え、GHQによってカットされた中学生同士の喧嘩シーンを含む。ちなみに稲垣浩監督の助監督だった高瀬昌弘曰く、このシーンが切られたのは「片方の中学生グループが軍歌を歌っている」ためだそうだ。

(評価:★5)

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