[コメント] トゥルー・クライム殺人事件(1947/米)
脚本の出来の悪さが、ストレートに作品の質の低さに繋がらないという稀有なケースである。それほど、本作を支えるクロード・レインズの輝きがすごい。しかし⇒
彼の輝かしさをもってしても、ほかの出演者の低調をカバーしきれないくらいキャスティングのバランスが悪い。それでも、導入部の殺人シーンの明暗豊かなシーンを撮影したウッディ・ブレッデルと、想起できるくらい館の構造を明確にした美術監督アントン・グロットの腕前は褒めたい。良いところと悪いところが歴然とした作品なのだ。
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