[コメント] 女性の戦ひ(1939/日)
純正メロドラマ。イタリアオペラ風の主筋の下層に、「流浪する姫」という日本の口承文芸の趣きが加わり、かつ女性の自立というテーマが焚き染められる。伊勢丹店員がショップガールと呼ばれている。英語も敵性語扱いされず、モダンな風景がいたるところに見られ興味深い。川崎弘子の古風な美貌以上に槇芙佐子の洋風な顔立ちが斬新。
(ジェリー)
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