子供の頃はわけも判らず感動した映画であった。この微妙な人間関係ってのがよく判らず、ただ単に「渋い犯罪者」と「うるさい男」と「えっちな女」の３人の物語で、なんだかよく判らないが最後の最後で「やったー」ちゅー「ヒューヒュー」。そんな感じ。

で、いま見ると、影があるのは健さんだけじゃないのね。３人ともにそれぞれ屈折してるんだ、と。その３人が最後に救われるから本当のハッピーエンドだったのね。でも、昔と違って感動はしないもんだなぁ。

オレが屈折しちゃったようです。生きててスイマセン。