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[コメント] シュウシュウの季節(1998/米=香港=台湾)

いろいろな点で突っ込みを入れたい所だが、肌がキレイだったからいいや。
ピロちゃんきゅ〜

と言いつつも、やっぱ、あの肌だけでは気持ちが治まらんわ。少しだけ言わせてくれぃ。

下放政策の是非を問うているのか?そうなのか?本当にそうだとしたら、何も語ってないぞ、この映画。

あ〜、アメリカ映画でしたか…。なら、いいや。  ……などどフヌケタ事など言えん!断じて言えんわ!

せっかく、文化大革命及びその流れである政策を冷静に客観的に見て再検証して、その結果を脚本して、こうだ!って出せるそのチャンスを、こんなこんなこんなカワイイ娘がハダカに!そしてカラダを売ってまでして〜、みたいな程度で「かの政府の人権侵害を見逃すな!」のアピールでは、全然、物足りないのだ。アメリカ製作にしては、そこら辺の「なんて極悪な政府だ!政策だ!」アピールが足らん。

ま、小難しい事を言う気はないけど(言えないともいう)、そんなテーマすり替えに怒りが込み上げた映画でありました。ただし、彼女の生き様やそのはかなげな雰囲気はよく表現されていたと思う。このお話が、中国という背景じゃなくて、日本の15歳の女の子が、親のこだわりで「何事も経験だ!」と唐突に海外留学に出されて、なんだか帰って来れないうちに男に弄ばれて〜みたいな話だったら、感動するかも?…いや、今、自分で書いてて、それはあまりにベタだね…。

(評価:★2)

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