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[コメント] バベル(2006/仏=米=メキシコ)

評価が難しい。良いと思い湧き上がってくる部分と、明らかにデキの悪い部分が混在している。
Madoka

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







悪いと思うところは、ケイト・ブランシェットの病人としての演技力。全然重体に見えない。彼女自身も、「どう演技していいのかわからない」まま曖昧に演技しているように見えた。語り上では、重体と煽っていて一刻を争う自体ということなのに、観客にはいつまでも命に別状はないような容態に見えてしまう(少なくとも私は)。 まだある。メキシコの銃の事件と日本とを繋ぐのが、ただチエコの父親が銃を売ったということだけ。写真でサラッと紹介されるだけ。あからさまに不自然に感じた。まさに取ってつけたエピソードというような感じ。役所広司の終始棒読み、メチャクチャ下手な演技も目に付いた。あれから、子供たち2人はちゃんとブラピ夫妻の元へ返れたの?ラスト、「途中で終わってるじゃない」と思った。菊池稟子の演技もアカデミーにノミネートされる程とは到底思えなかった。あれなら親友役の女の子(村田裕子さん)のほうが断然上手く見えた。彼女のほうが話題にされるべきである。

いいと思う部分は、歯医者で性を爆発させるチエコとか警官の前でいきなり裸で現れるシーンとかwなんだかとても「わかる〜」と共感している自分がいた。最近警察官に大失恋してるし。まだまだあるけど、結局は欲求不満なのか、私はw

(評価:★4)

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