[コメント] リパルジョン・反撥(1965/英)
これは恐い。追い詰められた袋小路のふくろのねずみになる恐さ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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そう、彼女はふくろのねずみ。逃げ出すことはできない。 逃げられない理由は簡単。 彼女は自分がつくりあげたものに追われているから。 追っ手を振り切ることは不可能なのだ。
うわ、こわすぎる。
ふとんをめくったら知らない男が寝ていた。鍵をかけたのに、たんすで入り口をふさいだのに、入ってくるのは妄想が生み出した野蛮な男。しかもその都度襲われなければならない。現実には起きていなくても、彼女の中ではそれが真実になってしまう恐さ。
壁はばりばりと音をたてて亀裂を増やし(これは聞こえるという人もいるみたいですね)、ぐにゃぐにゃになった壁からは無数の手が伸びてくる。
極限まで恐怖(というか、不安感)をもりあげてもらいました。
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