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[コメント] タービュランス2(2000/米)

何かをしながら夜中にBGVとして観るには、うってつけ。コンパクトにアクションあり、サスペンスあり、加えて密室というのは緊迫感高し。久しぶりに観たジェニファー・ビールスの凛とした美しさも華を添える。同じハイジャックがテーマだが前作と異なる雰囲気で楽しめる。
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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クレイグ・シェファーって若い頃はパッとしない鈍そうな大根役者のイメージがあったが、この手の弱さもある人間臭い父親役とかだと好演していた。 「フラッシュダンス」で弾けて踊ったビールスも相変わらずスレンダーなまま美貌を誇っているのには驚いた。セクシーさやキュートさが足りないものの知的さと感じの良さを自然に醸し、危機に瀕してシェファーの指示のもとテキパキ手伝う役柄は説得力あった。

ハイジャック犯が前作のレイ・リオッタほど存在感やクレイジーぷりが薄い割に、手口が隙だらけで脚本に都合の良さも感じなくもない。 前作ほどにビルを削ったり、車を引っ掛けたりの荒唐無稽な何でもあり的展開は少ないので真剣に撮ってるじゃ〜んと思って見てたら、唐突に乗客のウィルコックスさんをいきなり上空から突き落とす無茶なシーンに爆笑。 かなりの高度から落ちるのに手足をバタバタして「あぁ〜」とか叫びながら落ちてく上に、見事にべレンジャーらが見守る管制塔に落下するコントロールの良さには、もう苦笑するしかない。

さらにハイジャック犯の奥の手だったシェファーの飛行場で人質にされていた幼い息子が、あっさり自力で逃げるくだりには、ますます都合の良さを感じなくもない。 が、なんだかんだ言って一応最後まで観れてしまう勢いには溢れているので暇つぶしには最適。

(評価:★3)

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