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[コメント] オデッサ・ファイル(1974/英)

フォーサイスのベストセラーを映画化したスリラー。ボイトが若い。ナチスの残党を絡めたサスペンスフルなストーリーなのですが…
TOBBY

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ひとつのキーが軸で、すべて物語が展開するので、その為にこじつけのようなデティールもちらほら。観ていて、何で、一ジャーナリスト(ボイト)が身の危険を犯してここまでやるの?と違和感があり、ラストで疑問は解けるけれど、その為かよ!と、強引さが鼻につく。急いで話をまとめた印象も画面から感じ原作未読でも、だいぶ,端折ってそうというのを感じる。ただ緊迫感はあるしどーなるの?どーなるの?という心理は掴まれて結局最後迄観れてしまう完成度はある。ナチの残党の癖に隠遁しないで電気屋でリッチになってるマクシミアン・シェルと赤の他人にポロッと金庫のナンバー教えてしまう印刷屋の老婆が脚本として、痛い。★3に近い★4つ。ジャッカルの日の方が秀作。

(評価:★4)

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