というわけで大ヒットしたドラマ版は交代はあれど一貫して3人のエンジェルの描きわけが見事で、そこがステレオタイプながらB級ロマンチック・アクションとして楽しめた（注・再放送）。しかし！このリメイク版はキャラが不明瞭。ディアスとドリューのキャラが釈然とせず観ていてイライラ。おかげでシャープな風貌と身のこなしのリュウーが漁夫の利を得た。んでストーリーもあまりにお粗末。そもそもスタイリッシュなリメイクだと予期していたから脚本に期待は、していなかったが、これほどとは・・。ドラマ版の適度なユーモアを称えつつアクションとスリリングな展開で見せたのとは裏腹に本作はドタバタコメディの域を脱しきれず。勿論コメディにもなっていないが・・。★2つは、ファッションや映像＆音楽に対して。ビル・マーレーはかなり健闘。敵に捕らえられたドリューとの無意味なやりとりとか素直に爆笑。ファラ・フォーセットは降りて正解。