[コメント] ザ・ダイバー(2000/米)
降格でも誇りを棄てない昔気質軍人(ロバート・デ・ニーロ)が好演.
その一方「誇り」は悪用されれば人を自由に操る道具にもなるなあとも思った;
「デ・ニーロがうまかった」で終わるのが正しいのかもしれないけど・・・ なぜか、どこかひっかかるのは「疑いすぎ」なのでせうか^^;
中日のオズマは、竹刀で殴られながらコーチされる。 逆上寸前の彼に、星一徹はこう言う 「私の奴隷でも白人の奴隷でもない。仕事の奴隷になれい!」
デ・ニーロ特務曹長とJr新兵の関係も、どこか似ている気がする。
「一見人種差別丸出しで殴ってるだけでも、ダイバーという仕事への誇りで二人の心は結ばれている。彼等の気高い友情は、実際に汗を流した者にしかわからない(; ;)」という描かれ方だった。
感動しながらも「なぜこんな複雑な図式を?」とも思ってしまう^^; 主人公のガンバリを前面に押し出しつつ、落ちぶれつつも誇り高き元ダイバーとの上下関係を、最後まで軸として持ち続けたのはなぜだろう・・・どうしても「製作陣の不純な動機」を邪推してしまう(ごめんなさい^^;>監督)
どこか黒人層を「とりこむ」姿勢へのこだわりを感じてしまう;
米国でこの映画が封切られたのはいつだろう?
2000年といえば、まさか、あの大統領選挙前では・・・ああ邪推(笑)
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