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[コメント] 誘惑(1957/日)

他愛無い恋のアラベスクなのだが老人を軸に据えて昔の恋人の娘・自分の娘・店の使用人の3方位への意識の流れを頻繁にモノローグで語らせることにより高位な文学臭が発生する。多様な周辺人物の捌きも闊達であり、繋ぎも気障寸前の寸止めが品位をもたらす。
(★5 けにろん)

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