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[コメント] 狂熱の孤独(1953/仏=メキシコ)

実存主義的懊悩といっても今更の感があるし、それを緻密に描ききれてるとも思えないのだが、ミシェル・モルガンの節度或る気品と滲み出る女っぷりが説得性をもたらしている。辺境での世捨て感と閉塞状況の刹那がもう少し濃厚にあればと思わせる出来だ。
(★4 けにろん)

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