[コメント] 恋する女たち(1969/英=米)
後のアイヴォリー作品に通底する英文学の気品と芳香。やり放題未満のラッセル演出の頃合がこの時期最も好ましい。破綻するしかない2人とそうでない2人。その運命的詠嘆のアイロニーが醸し出されず終盤は物語世界に追従するだけな感がある。惜しい。
(けにろん)
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