[コメント] 氷の微笑(1992/米)
陽光のサンフランシスコの倦怠下の腐臭を描くにバーホーベンのベクトルは微妙にずれて、そのズレが快感とも言えない。ダグラスとストーンが頃合の疲弊感を漂わせただけに惜しい。取り調べ室のシーンだけが鋭角のコンテで図抜けてるのが歪だ。
(けにろん)
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