[コメント] 愛人ジュリエット(1951/仏)
女々しくて辛いよは分かるが、夢や幻想は現実世界の生業と相対してこそ意味を持つ。後者がほぼ無い為に一方的な世迷いごとを見せられ続けてるような退屈さを感じる。終盤、現実世界に回帰した映画は撮影・美術の粋とも言える深みを増すが時既に遅しだった。
(けにろん)
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