[コメント] 嘆きのテレーズ(1952/仏=伊)
堕ちて行く女と男の物語としては余りに淡白であり、一方で悪女と言うには成り行きに流され過ぎのテレーズがどうにも煮え切らなくシニョレがその割にヘタに意志強固な演技をしてチグハグ。それでも中盤の早朝の死体検分やラストの描写の演出は冴えている。
(けにろん)
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