[コメント] 土曜の夜と日曜の朝(1960/英)
閉塞感に支配された斜陽の大英帝国。油に塗れて働いて週末パブで女を引っかける。その繰り返しの日々に出口なんかない。アンチモラルや無軌道であることでしか鬱屈は晴れないが出る杭は打たれるのだ。遣る瀬無い日常の僅かな曙光を噛み締めて人は生きていく。
(けにろん)
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