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[コメント] 三月のライオン(1991/日)

行き着くところまで行く閉じた世界と言うならそれはそれで結構だが、理想化された奥村公延の爺さんが出てきた瞬間に物語は白日のもとに客体化され一気に醒めた。他者の青い夢想を延々と聞かされるのは苦痛であり、夢想は夢想で内に留めておくべきだろう。
(★1 けにろん)

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