[コメント] タクシー・ブルース(1990/仏=露)
マッチョで愚直で体制的なのと腺病質で不真面目で反体制な2項対立が配置されるが、どっちもどっちで相当に嫌な野郎なのが新味とも言える。ペレストロイカがもたらす自由とデカダンの萌芽が生硬な図式を氷解させても困惑と混沌しか未だ残らない過渡期的作品。
(けにろん)
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