[コメント] クジラの跳躍(1998/日)
無味透明な「存在」の意味。浄化されてゆく思い出。すべてがゼロになる記憶。描かれているのは、一人一人のちいさな「過去のできごと」の繰り返し繰り返し。自分が人生の終わりに近づいた時には、もう少しこの世界が心に染みるかもしれない。
と言う気が何故かする。
一時期ずっと、たむらしげるの絵を、入れ替わりPCの壁紙にしていた事があった。
なぜなら、多分彼の絵は、限りなく「そこにない」のと一緒だから。
そのことがいいか悪いかは別にして。
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