「タイタニック」以来の爆笑迷作かも。

ありがちとも思えるが、不治の病の若い娘にバブリーなセックスアニマルおやじを組ませたのが新鮮。昔ボロ雑巾のように捨てた女の娘に手をつけるという非道の男に、セルフパロディのようなリチャード・ギアがはまり過ぎる。

ウソの口実でデートに誘いすぐセックス。→隙を見て他の女と野外セックス→ バレて別れるが、「君を傷つけた。俺が悪かった。」→またセックス・・。 これじゃ普通の人でも心臓に悪い。（別れ話のストレスとセックス過多の両方）

ニューヨーク・ロケの映像とムーディーな音楽が素晴らしいので、ヘボいストーリーとのミスマッチ感がさらに浮き立ってムズムズするようなおかしさ。 ガラス越しのベッドシーンでは大笑いだった。

最後で改心したように見えるリチャード・ギアだが、そんなはずは無い！ シャーロットの墓前でゆきずりの女とセックスして見せたら迷わず５点献上しましたよ。