宮崎あおいがめちゃくちゃかわいい！ま、それだけでいっか、てくらいカワイイ。

映画としてはたいしたことないかな〜。やっぱクドカンはテレビドラマ１クールくらいの長さがないと良さが伝わってこないかも（舞台は見たことありませんが）。小ネタをつみあげながらも、バックにうっすらとみえる全ての人間（キャラクター）を大事にしている良心的な感じとか。あと、クドカン自身が監督してしまうと、照れるのかただやりたいだけなのか、ふざけすぎてダメだな〜。「うぬぼれ刑事」みたいな思いっきりコメディでふざけた演出はすごい笑えたけど、映画はやっぱりもっと作り手の明確な思いが欲しい。クドカンは持ってるはずなのになァ。しかし、「木更津キャッツアイ」も映画よりドラマが全然良かったし、やはりドラマの尺で活きてくる人ではないでしょうか。

あと、ぬるい音楽代表でアジカンのパロディが出てきたのが悲しかったです。ロスジェネ世代の私にはいきってるパンクより、アジカンが響きます。ダメかい？クドカンとアジカン、ぬるく理想を追いかける感じが似てるんだけどなー。