コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] MAKOTO(2005/日)

原作は知らないが、世界観を上手く映像化出来ていていると評価出来る。しかし、ここそこに詰めの甘さが目立ち、全体の評価を大きく引き下げている。東山は適任。
死ぬまでシネマ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







1970年生まれの和久井映見は今ひとつ正体の見えないキャラである妻=絵梨をよく演じ、私個人的に泣けた。別所の人物をもっと深く描けば、却って絵梨が良くなったのではなかろうか。破綻が目立ったのは、「春菜ちゃん虐待事件」の異常な構成で母子の役者に大きな負担を強いている点と、現実とMAKOTOの幻覚(妄想)が曖昧になる力技が不発に終わっている点だろう。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。