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[コメント] 立喰師列伝(2006/日)

押井 守というひとは恵まれていたんだなぁ、と思う。この映画では、物語は人間の本質や核心ではなく、余剰から生まれその中で育って形となっている(ここで余剰を<虚構>というと格好いいがそうではない)。それが戦後の総括という設定に適するのか甚だ疑問だが、物語とは所詮余剰の産物だ、と言われるとそんな気もする。
(★3 死ぬまでシネマ)

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