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[コメント] パレスチナ1948・NAKBA〈ナクバ〉(2008/日)

映画はパレスチナ問題(地理的なものも含めて)の知識がない者にとっては少々難解で、時に単調に感ぜられる点もあると思うが、兎に角日本人広河隆一という人物がこの地に真正面から向き合ってきた年月に驚かされる。☆3.9点。
死ぬまでシネマ

当初イスラエルのキブツへ入った若き日の広河氏は、その中でパレスチナ問題を知り、それをライフワークとしてゆく。彼の向けるカメラに映し出されるイスラエル=ユダヤのひとびとの顔、パレスチナ人家族・姉妹の顔…。世界最大の、最も長く苦しみ、現在尚苦しみ続けている難民たち。日本人がまだ殆ど知らない世界がある。

報道写真家広河隆一氏には、これとは別にもう一つの大きなライフワーク「チェルノブイリ」があり、映画『みえない雲』などで解説などをされている。 

(評価:★4)

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