[コメント] 象の背中(2007/日)
まさかリーマン人生終焉の日々を理想的に描くのが目的…? 団体の広報映画としか見えない一辺倒な作品。☆2.9点。
黒沢作品を連発したりする役所広司への些細な疑念を増幅させる大変危険な映画だ。リーマン時代その儘に自分の欲求を果たそうとして、最後にしっぺ返しも無い主人公。エ、死ぬじゃん、って? 誰でも死ぬんだよ!
この作品の題名の『象の背中』、実は俺には意味不明。独り死に場所を求めて一族と別れる象の気持ちを、推し量るでもない。寧ろ題名は『末期がん患者 島耕作』の方が余程しっくりする。
(残念乍ら『海辺の家』('01年/米)は予告篇しか観てないのでどこまでパクッてるのか不明だが…)
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