アラン・ドロンやリノ・ヴァンチェラがフランス映画の代表のように言われていた頃の作品ですから、出演している少ない俳優の生き生きとしたオーラのようなものが画面からほとばしります。

それにしてもロベール・アンリコの作品群。中でもこの作品は比較的初期の作品にあたりますが、見事な映像ですね。

フランソワ・ド・ルーペの音楽も印象的。彼はフランス映画音楽界の歴史的重鎮で、素晴らしい名曲を多く作っています。この映画でもとても素晴らしい旋律が印象に残ります。

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ジョゼ・ジョバンニが原作と脚本を書いてロベール・アンリコが監督してたんですね。

知らなかったなぁ。

（2008/11/02）