コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 告発の行方(1988/米)

映画として???ジョディ・フォスターの大ファンなので中傷するつもりはありません。彼女の演技は出色でした。
chokobo

ジョディが未婚の子を二人産んで、今だ連れ合いについて語ろうともしないのは本人が生まれる直前に父親が蒸発し、ステージママの女手ひとつで育てられたからなんですね。彼女の演技には”自然さ”よりも”執念・怨念”のようなものを感じますね。それは社会に対する執念であり、男に対する怨念でもあるんですね。若い頃から達観していました。イェール大学在学中はほとんど映画にも出ず学業に専念し、知的な女性になりました。

メリル・ストリープは自然さを強調できる女優ですね。でもジョディは執念ですね。生きるための執念。幼い頃からの女優生活で染みついた女優という自然さに執念がつきまといますね。

この作品は彼女にとっても冒険だったでしょう。アカデミー賞を受賞したから、という意味ではなく、プロの職業俳優(古いなあ)として生きてゆくための決断の映画だったんですね。

(評価:★2)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。