[コメント] 他人の顔(1966/日)
草月流としての色合いは晩年の映画作品にいくつか垣間見ることができるとして、初期作品に家元としての匂いはあっても映像として垣間見ることはできない。しかし安部公房がこれだけ勅使河原作品に恵まれたことに不思議な感覚を覚える。見事な映像バランスと無国籍なプロット、そしてなんと言っても武満徹の音楽が強烈に響いてくる。
このわずかな作品群に我々は日本人として対峙する必要があるのではないか?
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