リドリー・スコットがイギリス人であることは、映画の折り目正しいところに良く現れていて、イギリス人としてのプライドが様々な表現手法として用いられています。

この映画では、イギリス人としての部分とアメリカンロードムービーとしての部分が歪んだ形で表現されていますが、ドッカーンと爆発するシーンで彼は目覚めたんじゃないでしょうか。ここがハリウッドであるということを。

それにしてもシーナ・デイビスってかっこいい。こういう女性が必ずしも評価されるとは限りませんが、この映画の彼女の魅力はスクリーンでないとわからないでしょう。スクリーンで見る彼女の魅力に圧倒されまっせ。