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[コメント] コヤニスカッティ(1983/米)

この”あらすじ”を書いた人は偉大だ!!
chokobo

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







これを映画とするならば、企画の勝利!音楽が素晴らしい。始まりのテーマから、水平線を突っ走るような低空感のある映像とスピード、そしてこの不思議と安心感を漂わせる音楽が見事にマッチしている。

これを映画とするかどうかは微妙であるが、映画館で上映していたんだから映画だろう。記録映画だって何だって映画だ。

映画にジャンルなど実はない。映画は千客万来。大きなスクリーンに向かい、同じスクリーンを大勢で見て泣く、笑う、そして感じる。それが映画であろう。誰もこの定義に挑戦した者はいないが、深層心理の奥底で誰もが求めている物。映画を作る者、見る者、そのいずれもが無意識にこのことを考えている。

この映画は企画の勝利だ。これい似た映画も、傾向する映画も、真似ようとする者もいない。この映画は孤高の映画であり、誰一人としてこの映画にたどり着く者はいない。

この映画にコッポラが存在するとすれば『地獄の黙示録』が存在してる。アポカリプスな映画として感じることができる。

2008年10月 5点に変更! なぜなら、あれから20年以上経過して、この映画を追随する映画がどれほど作られたことか。

その最先端である。

もっと復刻し、評価せよ!

(評価:★5)

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