[コメント] マージン・コール(2011/米)
マネーの力は絶大だ。(2012/02/24)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
みんなマネーを目の前にすると、どんな意思も揺らぐんですね。
その変化の根底にあるものが何か?
この映画ではそこまで言及していません。
『ウォール街』や『ウォール・ストリート』に出てくる個性的な投資家たちと、その投資家たちを相手に商売するこの映画に出てくる人々は元来立ち位置が違う。
あくまでも投資を呼び起こす立場の人々の話である。
それがどんどん投資額が膨らんで、それを抱えきれない会社がどんどん人をカットしてゆく様子。
残るのは一部の経営者のみ。
そしてその経営者に気に入られ、札束(マネー)を目の前にぶらさげられた者はその意思を拒絶する術がない。
すいんごい世界。
困ったもんですね。
(評価:
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