[コメント] 緋牡丹博徒(1968/日)
〆奴〜。(05・11・16)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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山城新伍が悶える場面が良いですね。鈴木則文の脚本らしいなぁ。第一作目の『緋牡丹博徒』は加藤泰の手がけたモノに比べると数段見劣りします。美術が即物的というか。庭に咲いている緋牡丹の花の発色がドギツいんです。冨士フィルムを確か全作品使っていると思うのですが赤色が上手く出てませんね。(DVDで見ました)
あとプログラムピクチャーに酷な要求かも知れませんが藤純子がイカサマを見抜いて賭場の連中に襲撃される場面の背景が「カキワリの空でございます」と分かるほどセット丸分かりだったのは興ざめだった。「これセットなんですか!」ぐらい上手くだまして欲しかったなぁ。映画は美術が命だと思います。大木実が憎らしくて良かった。ヤクザ映画は仇役が憎らしいほどカタルシスが得られますからね。第一作としては水準作でしょうか。
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