[コメント] K−19(2002/米=英=独)
『戦艦ポチョムキン』への道は遠かったようです。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まんま「アメリカ映画」のせいか、旧ソ連の話であるとは実感しにくい。計器部品の品質だとか、薬や防護服のありがちな伏線もなんとなく旧ソ連を小バカにしているように思えて気に入らない。(気にしすぎ?)
被爆した兵士の描き方はあれでよかったのかもしれない。リアルさを追求したら、ゾンビ映画になってただろうし。でもネズミはもっと早い時点で死んでるだろうし、当時の冷戦そのものの緊迫感や核爆発の絶望感が描かれていないという点で不満も残る。冷戦終結から遠く離れた今とはっては、そうした説明不足が映画の出来不出来も左右してしまうかと。
ま、いろんな意味で「人災映画」。ともあれ2002年は『ブラック・ホーク・ダウン』といい、軍人映画が印象的でしたな。
#例のテレビ番組で井筒監督がこの映画に★4.5つけてました。やはり作り手はみるところが違うのかな・・・
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