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[コメント] 病は気から 病院へ行こう2(1992/日)

なんてったってアイドル映画だが取上げたテーマは素晴らしい。抗癌剤で日に日に弱っていく家族の姿に打ちひしがれたことがある人ならばこの映画がいわんとしていることが痛い程理解できるはず。
町田

ファンタジックなハイキー画調が如何にも擬似ハリウッド、いやフジテレビ的で少々あざとく感じられ、また柄本明の下世話なギャグが作品のレベルを通俗的なものに貶めている点を除けば良く出来た映画だと思う。オープニングもラストも立派に「映画していた」と思う。

小泉今日子の唄はロングトーンが不安定でとても聞いちゃいられないが序盤のカラオケシーンを伏線とした選曲が、ベタではあるが、グッと来た。ラストの三上の台詞「自惚れるな、引き摺る程優しくはない」の優しさも涙腺を刺激する

若い女性版『生きる』としてもう少し評価されても良い作品だと思う。

(評価:★3)

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