普通の漂流記では虫歯になんかならないが、確かに虫歯がこんなに怖いものだとは・・・無理だ、おれにゃあ無理だよ、あんなやり方で抜くなんて。

これに限らず、漂流中の彼はイタそうで、ツラそうで、キツそうだったので（肉体的にも精神的にも）観てる間中ずっと、もうどんなむちゃくちゃなウルトラCかましてもいいから、助かってくれー、と近年のハリウッド大作には珍しく感情移入。

しかしところどころ冗長さも目立つ。もっとすっきり出来たと思う。特に帰ってきてからのドラマ部分、あれがテーマとの関連から必要なのもわかるが、オレが観たいのは漂流で困って喜んでするトム・ハンクス。