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[コメント] ラブ・アクチュアリー(2003/英=米)

「愛」が持っているさまざまな側面に一喜一憂させられる人々の姿を描いた、とっても素敵なファンタジー。
ゆーこ and One thing

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 「それありえねー!」というパターンは何点か散見されましたけど、男女の色恋沙汰というようなステレオタイプな「愛」を描くだけでは飽き足らず、親子愛や友愛というもっと大きな視点での「愛」も描いているところに非常に好感が持てました、

 19人(9つの話)もの男女が入れ替わり立ち代りする展開ながら、どのお話の描き方も印象に強く残りました。成就して後味の良さが心に染みわたる話も良かったですが、残酷な結末を迎える2つの話が混ぜられているのもアクセントが利いていて、作品を味わい深くしています。

 それにしてもみなさまもいっていますけど、あのまるでダメ男の話は意外だったです。「アメリカに渡ったはいいが、美人局にあってボロボロになり、寂しくイギリスに帰還→散々お前はバカだのアホだの言って反対していた友人が温かく迎えてくれ、そこで彼は友愛の素晴らしさに改めて気づく」くらいのオチかと思っていたのに・・・。

(評価:★4)

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