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[コメント] ゆうれい船 前篇(1957/日)

ペット犬の存在がちと意味不明。 みんな年齢設定を無理しすぎで、それが最高に楽しい東映アイドル時代劇。
AONI

中村錦之助(当年25歳)が10代の若者役を演じていて、子供じみたクサい台詞の数々が相当笑える。 犬に吠えられて大汗をかいている大友柳太朗(当年45歳)にも笑わせられる。

若作りな錦之助&柳太朗も凄いが、他のキャストはさらに凄い。ベテランの名優・三島雅夫(当年51歳)が、“犬夜叉”なる名の悪童役で出てくる。この人、同年製作の『鳳城の花嫁』では柳太朗の父親を演じているんです。今回は相当無理があるが、妙に童顔で小柄なのでそう言われればそう見えてしまう面白さ。しかしながら、錦之助の従兄弟役に原健策(当年52歳)は無茶しすぎ。どう見たって隠し通せないオヤジ顔。

主人公が犬を連れて歩くのだが、あまり意味がないような・・・。たぶん原作では大活躍するんだろうが、映画ではほとんど描かれない。

(評価:★3)

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