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[コメント] よだかの片想い(2022/日)

顔のアザではなく"アザのある自分"を自覚して世の中のとの距離を測ろうするアイコは、誤解を恐れずに書けば凛々しくすらみえる。そんな鈍感で無責任な私の(作中の映画関係者と同じ)感想を責めるのではなく、彼女は自分の気づきとして"その距離"を消化して先へと進む。
ぽんしゅう

そこにステレオタイプの罠に与しない安川有果監督の志の高さを感じた。そして監督の思いに応えてアイコを好演する松井玲奈はやはり、凛々しく美しかった。

(評価:★3)

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