[コメント] サンタ・サングレ 聖なる血(1989/伊=メキシコ)
欲望と嫉妬に身を焦がした女は両腕を奪われ「手段」を封印されたぶん邪悪な想念を増幅させた。生まれながらに聴覚と声を持たない女は「疎通」を欠いたぶん世俗のけがれから隔離されていた。欲望の過剰とは閉塞、不足は希望。いたって真っ当なマザコン自立物語。
(ぽんしゅう)
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