[コメント] 前世紀探検(1955/チェコスロバキア)
危機感がなくて、あまりに幻想的すぎる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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子供4人でシルル紀までの時間旅行。途中にマンモスや恐竜に出会いつつ、三葉虫まで辿りつくという展開で、ふと『スタンド・バイ・ミー』を思い出させるような質感も持っているんだけれど、各世紀のつなぎがワンパターン化されてしまっており、なんとも退屈。
また、まるで夢まぼろしのような、地に足つかない空気がずっと漂っていて、それはそれでこの作品の良さにも繋がっているんだけど、やはり起伏に乏しく、マンモスに出会った衝撃や、三葉虫にまで辿りついた感動など、薄味ではあると思う。
恐竜の造形もイマイチなんだけど、チェコ独特のコマ撮り感覚が微笑ましかったりはします。
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09.06.03記(09.05.25DVD鑑賞)
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