[コメント] ミルクのお値段(2000/ニュージーランド)
とっても素直なファンタジー。監督の人格がにじみ出てます。ジュネ位ひねくれてたら『アメリ』級にヒットしたかもね。(3.5点)
ジュネの二番煎じと言ってしまえばそれまでだけど、ハリー・シンクレア監督にはその気はみじんもないだろう。まず監督としての資質が全然違う。ジュネの魅力は何と言ってもあのひねくれた感性と悪趣味だと思うが、この映画はニュージランドの土地柄かすごく素直な話だし、あまりにもジュネの『デリカテッセン』とかぶるオープニングも、観終わってしまえば微笑ましい。どっちかと言うと『パイナップル・ツアーズ』、『ナビイの恋』の中江監督に近い気がする。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。